“迷路の外には何がある? ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語 チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)”

BOOK
迷路の外には何がある?、読了です。
名著「チーズはどこへ消えた?」のアフターストーリーであり、アナザーストーリーです。
チーズはどこへ消えた?の中で、2人の小人ヘムとホーは岐路に立たされました。
永遠に続くと思えたチーズという富は枯渇し、新たなチーズを求め旅を始めるのか、いつかチーズが戻ってくると信じ、その場にとどまるのか。
変化を受け入れ、変化を楽しむことで、新たな富を見つけ出したホーに対して、
本作は外環境の変化を認めず、過去の栄華にすがることとなったヘムの物語です。
ヘムは取り残された(ひとり残った)場所で悶々と考え続け、最終的には後ろ向きながら一歩を踏み出します。
そして道中で新たな価値観と出会い、思考を変質させていきます。
自らが知らず知らずに閉じこもっていた檻を認識し、自分が真実だと信じる考え、すなわち信念を選び取る術を身につけます。
寓話でありながら、巧みな比喩でおそらくは人間の誰しもが陥ってしまうことのある思考を鮮烈に描き出した作品で、節目節目に読み返したくなる1冊でした!
以下抜粋
①昔はもっと単純な時代だった
②新たな探索に乗り出すのに、古い荷物はいらない
③信念とは、自分が真実だと信じる考えのことである
④古い信念はあなたを囚人にしかねない
⑤あなたは考えを変えることができる、新しい信念を選び取ることができる
⑥あなたとあなたの信念はイコールではない、あなたは自分の信念を選ぶことができる
⑦できることはすべてやった、これ以上は不可能だ、しかし、この「不可能」も信念の一つだとしたら
⑧あなたが信じられることに、限界はない
⑨あるかどうかわからなくても、あると信じなければならない時もある
⑩そう考えるからと言って、それを信じる必要はない
⑪あの頃は事実のように思えたんだけど、でも、そうではなかった、一つとして事実ではなかった
⑫信念は、人の足を引っ張りもすれば向上させもする
⑬どんな信念でもテストしてみる価値がある、カギとなるのは、自分の信念に気づきテストしてみることだ、必ずしも捨て去る必要は無い
⑭周囲の状況は変わる、昨日真実だったかもしれないことが、突然、今日はもう真実ではなくなる
⑮考えを変えたからと言って、自分が変わってしまうわけではない
⑯迷路をくまなく歩きまわり、解決策を見つけようとした、だが、彼が始めるべきところは迷路にはなかった、彼自身の頭の中にあった
⑰僕が抜け出せないでいる迷路は、自分の仕事でも、会社でも、業界でもない、自分自身の「仕事の仕方」だった、抜け出さないといけない迷路は、自分自身の思考だと思う

▼チーズはどこへ消えた?の記事はこちら

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