“チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)”

BOOK

チーズはどこへ消えた?、読了です。
続編が発表されたことで取りざたされたため、物は試しと読んでみました。
素晴らしい内容であると感じました。
短編な内容ではあるため、是非とも原典をお読みいただきたいところではありますが、私なりにご共有させていただきます。

物語は2匹のネズミと2人の小人が、美味しいおいしいチーズが沢山ある、チーズステーションなるエリアにたどり着くところからスタートします。
2匹と2人はそれぞれチーズステーションでの日々を謳歌するが、ある日、チーズステーションのチーズが無くなってしまいます。
その時2匹と2人がとった行動から、私たちが陥りがちな罠や心にとめておかねばならない考え方が浮かび上がってくるのです。
ネズミ、小人、チーズのそれぞれは巧みな比喩となっており、
・チーズ
私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安、さらにはジョギングやゴルフでもいいのだが、そういうものを象徴している
・ネズミ
昨日まであったチーズが無くなったという変化を受け入れ、それどころが日々チーズの変化を観察することで無くなることすらも予期し、無くなってしまったその時にはすぐさま次のチーズを探す旅を始めることの出来る存在
・小人
手に入れたチーズを永遠のものと思い込み、何を考えるでもなく富の上に安住し、その富の毀損に気づくことなく、富の消失のその時になっても現実を受け入れられず、過去の栄華にすがってしまう存在
物語のメインは、2人の小人のうち片方がチーズが無くなった現実を受け入れて新たなチーズを探す中で、様々な心境の変化、思考回路の変化を経験する部分です。
私自身、彼の気持ちが痛いほどわかる現状維持人間であるため、
変化を楽しいものであると認識する思考法には、思わず強くうなづいてしまいました。
もしも恐怖がなかったらどうするだろう
この問いかけをすることで、変化への心持ち、実際の行動は大きく変わるように思えます。
仕事にも、私生活にも、大きな気づきを与えてくれた1冊でした!
以下抜粋
①毎日チーズが少しずつ減っていることに気づいていたネズミたちは、ある朝チーズが無くなっていたことに驚きはしなかった
②チーズステーションの状況が変わったのだ、だから、自分たちも変わることにした
③変わらなけらば、破滅することになる
④変化が起こるのを予測し、変化を求めるのだ、いつ変化が起きるか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ
⑤常にチーズのにおいをかいでみること、そうすれば古くなったのに気づく
⑥もし恐怖がなかったら、何をするだろう
⑦古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる
⑧チーズがないままでいるより、迷路に出て探したほうが安全だ
⑨人が恐れいている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ、自分の心の中に作り上げている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ
⑩予期しようとしまいと、変化が起きるのは自然なことで、変化に驚くのは、予期したり期待したりしていないからだ
⑪早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
⑫自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ、そうすれば見切りをつけ、前進することができる
⑬チーズは常に持っていかれる、だから進んで素早く変わり、変化を楽しもう
⑭変化を恐れいていることは、自分ではなかなか認めないし、気づいてすらいないこともある
⑮チーズはどこかにいってしまうし、チーズ事態に寿命がある
⑯変化に反応し適応しようとするよりももっといいことは、できるうちに自ら変化を起こすことかもしれない
⑰多くの人は、変化を恐れ、変化を拒絶するヘムのようになりたいとは思わない
⑱チーズは消えてしまった、さあ、新しいチーズを探そうじゃないか

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